親友のカラダ

車が見えた。
窓からルキの長くて綺麗な腕が出てる
タバコが灰になって落ちた。


『久しぶり』

いつものルキ。変わらなく綺麗な人。


『久しぶり…』


『乗りなよ』


いわれるがまま、助手席に乗り込んだ。


ルキの匂い…懐かしい…

『で、ティアラなんだけど、もーとっくに切れてんだよね。』

『ダストのシンさんの女らしーよ』

『落ちぶれ者同士仲良くしてんだね』

『シンさんの家知らない?』


『場所代えよっか。』


と言ってルキは車を出した。