親友のカラダ

『あ!撮影の話し電話きた?』

当たり障り無い話しからアタシは始めた


『あ!うんうん。ビックリしたよ〜瞳も一緒なんだよね!何着よう…』


『お揃い双子しよーよ!』


『それいーね!!あ…でもアタシ似合わないかも』


『そぉ?クローゼット見せて!!』

『いーよ!こっち!』


とデカいクローゼットの扉を開けた


『ん〜望ピンクよりサックスの方が似合うんじゃない?』


『えっそーかな?』


『うん』


『…でも雑誌なんか載ったら…また叩かれるかも』


望の顔に影を落とした