親友のカラダ

ホテルみたいな綺麗な長い廊下を歩いて一番奥の部屋のドアを望が開けた

『入って』

『おじゃまします…』


部屋がやたらいっぱいある…

広いリビングに通された


白とピンクの部屋
大きい液晶テレビ

大きいソファーに座った。


『あ、何飲む?ビールとかしかないけど…』

『麦茶』

『夏でもないし麦茶ある家ってそんななくねー?プハハハ』
と望が笑った。目の周りが赤い…ずっとひとりで泣いてたんだ…


『バイクだからお茶でいーよ』

『分かった』

と望はキッチンでお茶を入れてコップを持ってきた


『ありがと』


と…また

嫌な沈黙が始まった