親友のカラダ

望は声を殺して泣いているみたいだった


『アタシは望の言葉だけ信じるよ?』


『…うん……うん』


望…一人で抱え込まないで…


『望今どこ?すぐ行くよ!!』

『……桂木駅にくっついてる…一階にコンビニがあるマンション……』

桂木駅のマンション…最近出来た超高級マンション…


『わかったすぐ行くから。待ってて…』


アタシはバイクを走らせた