親友のカラダ

●シグレ●

絶望感だけ…

誰か助けて…どーしたら良いの

誰か…誰か助けて


瞳…瞳…に言う?



言えるわけ無い


瞳に会いたいよ…瞳ぃ


『瞳ぃ』


何度も何度もアタシを救おうとしてくれたのに…


アタシは嫉妬心の塊で瞳を突き放して逃げた


最低な人間


『…ゴメンなさい』


アタシはデリ車のバイトをしていた宏樹に電話をした