親友のカラダ

『土屋様、痩せました?ただでさえ小さいのに…』

『えへへそーみたい…お直し出来ます?』
ただでさえいつも5号SSサイズなのに…

身長小さいのも問題だな


『柄物だと、柄が切れちゃうんですけど…宜しいですか?』


『あー丈よりサイドだけつめて欲しいから大丈夫!丈はパニエで膨らませれば…』


とお直しとパニエの4枚重ねる為新しいパニエを買った


やっぱり買い物は楽しい!


こんな悠長な事言ってる間に望とアタシの距離は広がり


お互いの大切な物を奪われて行っく


どんどんトラップにはめられて行く


神様が仕掛けたトラップと言う名の運命の電車に乗せられて


届かないほど離れ、失い

もう戻れない程アタシ達は離れてしまっていくんだ…


ねぇ望

アタシの不甲斐なさを許してとは言わない

でもアタシはまた二人で笑い会える日が来ると信じてる


過去も全て飲み込めて受け入れられて…

そんな日が来るって


信じてる