親友のカラダ

ルキとキスするのは初めてじゃない……


ルキに抱き締められるのも……初めてじゃない


何よりも心地好かったこの場所は……


今は息継ぎが出来ぬほど苦しい……


ルキの口ピアスが懐かしい冷たさをアタシの唇に残して行く…


息が苦しい…


『ぅわっ!!と…す!すいません…』


ルキの腕の中から…剣が慌てている姿が見えた…

悪夢


『べつにいーよ。仲良くねお二人さん』


と言ってルキは楽屋のソファーに座り箱の中の映像をモニターで見ていた