親友のカラダ

今は望が最優先。


ルキも剣も後


また望が苦しくて暗い闇に飲み込まれちゃう前に…
望を探さなきゃ。


『西城に連絡してみ?』

『あ、ごめん。ありがと…』


そう言ってアタシはルナっちに電話をした。


プルルル…プルルル…プルルル…プルルル…プルルル…プルルル…出ない…。プルルル…プルルル…プルルル…出て…!プルルル…プルルル


『はい』


『ルナっち?アイザだけど…』

『おーアイザーどしたー?』

『あの…ティアラって人知ってる?』

『知ってるよーティアラがどしたの?』

『シグレの居場所知りたくて…』

『あぁ…シグレね…』

『何か知ってる?』

『何か、ティアラの紹介で同じ店で働いてたらしいんだけど。飛んだみたいで。ティアラ困っててさぁ』

『…そっそーなんだ。ぢゃ、今はティアラさんと住んで無いんだ…』

『うん。そーみたいだけど…シグレどーしたの?』


『いや、突然音信不通になったから心配で…』

『まぢ?見掛けたら連絡するよ。タカシナ達にも伝えとくね!』

『うんありがとう。よろしく…』

『いいよいいよ!アタシ仕事中だからまた連絡するね』

『うんごめんねぇ。じゃーね』


電話が終わった。


『西城何て?』

『シグレ店飛んでティアラの所にも居ないみたい…どーしよう…』

手段が途切れちゃった…