「え？本当…!?」

最初はお姉ちゃんの言葉を疑ったけれど、お姉ちゃんはどうやら本気だった。

「じゃあ、入学できたらメロン姫のLIVE！！
あれに連れてってくれる？？」

興味津々で尋ねた所、二つ返事で

『勿論！』

と威勢の良い声が返ってきた！

やったー！と私は大喜び。その日から毎日毎日猛勉強。
今までの成績は何だったのかという程にグングンと右肩上がりを重ね、今日に至ります！

受かった時は本当に嬉しかったなぁ。
るんるん。

ちょうど校門の前に差し掛かり、桜が散る空を見上げた

眩しい黄色の太陽に雲1つ無い蒼空。
最高のお天気日よりに思わず伸びをしようした所、

ドンｯｯ


突然誰かとぶつかった。