そして私は君に酔いしれる



蓮から解放かあ。

考えたことなかったなあ。

そもそも縛られてる感覚はないし。


「どうやって?」

「これ!」


見せてくれたのは、スマホの画面。

『紹介してよ』

が相手から送られてきていた。


「なんのこと?」

「合コンよ!合コン!」

「合コン…?なんでまた」

みなみちゃんから合コンなんて言葉が出てくるなんて、あたしも大人になったのかな。

「うち、彼氏いるのに、誘いが多いんだよねえ。いつもなら断って終わりなんだけど、ほら出会いはあったほうがいいじゃん?」

「そもそもそんなに恋愛興味ないんだけど…」

「蓮くん離れしたいんでしょ?」


彼氏出来たら、蓮とも離れられる?


「できるもの?」

「できるもの!少なくとも、華乃の嫌な視線は無くなるよ」


それはありがたい!


「じゃ行く!」


「おっけー。んじゃ連絡しとく。今日の6時にファミレスだって」


「え?今日」


今日言って、今日なの?


そんなことありえるの?


「だって怠くて、連絡返してなかったんだもーん」


それは…それは、みなみちゃん、あなたが悪いね。


「ちゃん返しなよ」


「いっつも連絡返ってくるのが遅いまなかに言われたくないですぅ」


うっ…たしかに。


あたしの方が返信遅いのは否定できない。