「……嬉しい」

ちかはそう言ったかと思えばくるりと私の肩を自分に向けて、

「んっ……」

そっと優しくキスを落とす。

「っ……!こ、ここ学校だよっ⁉︎」

「見せつけるのもありかなって」

いやなしでしょっ……!

「……好きだよ、千愛」

「っ……私も、好きだよ」

さっきあんな風に言ったのに、

そっと目を閉じてちかのことを待ってる。