幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

「……なんで俺と帰る約束なくしてまで、愁といたかってこと」

射抜くように見据えられて、鼓動が跳ねる。

ドクンっ……ドクンっ……

「一人で帰る予定、だったんだけど……」

必死に紡ぐ声はどこか震えてる気がする。

「愁が一人で歩いて帰ると迷子になるからって、一緒に帰ることになって……」

ついでに、相談もあったし……

「……ふーん、そ」

どこか冷たくそう言い放って、

スッと手を伸ばされたかと思えば。

「んっ……⁉︎」

突然唇を奪われて、

驚いて胸を押し返そうとするとその手を掴まれる。