幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

「わっ、ちょっと……!」

「ん?」

いや、ん?じゃないでしょっ!

真っ赤な顔で抗議しようとしたときに予鈴がなって、

パッと離される。

「じゃあまた後でね、千愛」

「う、うんっ」

ちかを見送って席に着くと、愁が頬杖をつきながら私をみる。

「昨日上手くいったんだね」

「うん。愁のおかげだよ。ほんとにありがとう」

そう言うとフッと微笑む愁。

「君が頑張ったからだよ。おめでとう」

「っ……うん、ありがとう」

愁はそう言ったけど、

私はやっぱり、愁が背中を押してくれたことに感謝してる。