幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

「千愛っ?」

心地よい声が響いて、ハッとそっちを振り返る。

「あ、あいっ……!」

そこにはあいが立っていて、

私の真っ赤な顔と愁を見てピクリと眉を動かす。

「……愁もいたんだ。二人で何してるの?」

あ、あれ?

なんだかちょっと不機嫌そう?

「こ、校内の案内してたんだよ」

「……ふーん、そ」

あいは素っ気なくそう答えて、私の顔を覗き込む。

「なんか千愛、顔真っ赤だね?」

「っ……」