幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

愁に微笑みかけて、廊下に出る。

「早速すごい人気だけど、疲れてない?」

「そうだね、なんだか気後れしそうだけど、千愛ちゃんがいるし平気だよ」

そう言ってニコッと微笑まれて、

思わずかあっと頰が熱くなる。

「しゅ、愁ってみんなにそういうこと言ってるの?」

「え? なんのこと?」

む、無自覚なんだ……。

さらっと口説き文句が出てくるなんて、すごいなあ。

そんなことを思っていると。

「千愛ちゃんってさ、ちかのことどう思ってるの?」

「えっ?」