幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

……名残惜しいな。

そっと指先を握っていると、

「二人とも綺麗だったよ」

「あ、愁」

パチパチと手を叩きながらこっちに来る愁。

うーん、やっぱり王子様感がすごい。

上品というか優雅というか。

「……愁、挨拶終わったの?」

「やっとね。まったく疲れるよ。ちかは平気?」

「僕は誰かさんと違ってサボらないから慣れてる」

へ、へえ、意外……

愁でもサボったりするんだ。