幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

「とりあえずここで。愁は挨拶頑張って」

「それが面倒だったから降りてこなかったのに」

愁はそう言って肩をすくめると

私の耳にそっと囁く。

「……また会おうね」

「っ……」

思わずビクッと肩をゆらすと、

愁はどこか満足そうに微笑んで颯爽と去っていった。

「なんか、やっぱり王子様みたい……」

つい呟いてしまってハッとする。

おおお王子様って!

いやたしかに思ってたけど言っちゃだめでしょ!