幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

「……皆さま、少しお静かに願えますか?」

あいの凛とした声にはっとする。

みんなも一斉に口をつぐむと、あいは続いて男の子に話しかけた。

「君、怪我はない?」

「なっ……い……」

「よかった。パーティ会場では走っちゃだめだよ?
僕も昔はよく走ってたけどね。……僕も下劣かな?」

あいがそう言ってコソコソ話していた人をギロッと睨むと

その人たちは決まり悪そうに目をそらす。

どこか重い空気が漂い始めたとき……

「なっつかしいなあ〜。
僕もぶつかったっけね?」

朗らかな声が聞こえてそっちを向くと、