幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

あいはそれからピシッとした姿勢を一時たりとも崩さず、

もう何人目かもわからない人に丁寧に挨拶を交わしていく。

私なんてもう足が棒で笑顔なんかとっくに消えたのに、

あいは依然として朗らかな笑み。

そ、尊敬。

心から尊敬するよ……!

そんなことを思っていると、

パシャっ……!

……え?

突然飛沫がかかって、周りが騒然となる。

6歳くらいの男の子が顔面蒼白で私を見上げて、その視線を辿ると、

「あ……」

ピンク色のドレスに赤いシミが……