幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

よりによって千愛に仲介頼むとか、

悪意しかない。

俺の気持ちは多分学年中に知れ渡ってるし。

「……す、澄風くんっ」

頬杖をついたまま、目線だけ声の方にやる。

「……なに?」

まあ、だいたいわかってんだけど。

「あ、あの、ラブレター……読んでくれた?」

ほら、やっぱりな。

「……読むと思った?」

「え?」

学年一美少女とか言われてるらしいクラスメイトと

何を話しているのかと

みんなが耳をそばだたせてるのがわかる。