幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

「フッ……千愛、真っ赤」

不敵な笑みを浮かべてそう言ったあいに、

さらに顔が赤くなる。

「もう絶対寝そうにないし、
下で待ってるね」

「う、うんっ……」

なんとかそう答えると、

あいは私の髪を離して部屋を出て行った。

ドクンッドクンッドクンッドクンッ……

心臓が早鐘のように打つ。

あ、あい、

なんであんなからかうようなことっ……。