幼なじみのイケメン御曹司に独占されてます。

ふとあいが振り返って、

私の顔を見てぎょっとする。

「えっ、泣いて……ごめん、痛かった?」

そう言ってパッと手を離すあいに

ぶんぶん首を横に振る。

「違うのっ……ごめん、私あいの言うこと全然聞かないで、逆に責めたりしてっ……」

しゃくりあげながらそういうと、

ぽんぽん、と頭を撫でてくれる。

「……いーよ。
僕こそ、怒らせちゃってごめんね?」

私の顔を覗き込むようにそう言ったあいは、

さっきとは違う優しい目をしていて。