次の日の年も、その子はやって来た。

今度は結構前にいて、どきりとした。

ライブが始まって、隣の友達と楽しく盛り上がってるのが分かって嬉しい。

俺の声も、君にとどいてるのかな。

相変わらず、音楽にのるのは少しぎこちないけど、それが可愛く見えた。