その日の放課後
武道場

俺は先輩の事を待っていた。
すると、ドアを開ける音が聞こえた。

「晴空くん...?」
「どうしたの...?」

「俺、言いましたよね。」
「優勝したら告白するって」

やばい...すごいドキドキする...

「その前に、聞いてほしい」

え?あ、まぁ、聞くか...

「私は、初めて付き合った彼氏に襲われてるの」

「!?」

そうだったのか...

「だから、汚れてるの」
「その理由で、元カレにも振られたの...」

やっぱり、嫌だよね...
こんな人を好きにはならないよね...

「嫌です。」

「そう、だよね...」

「先輩を諦めるなんて嫌です!」

「え...?」

嫌ってそっち...?

「先輩は悪くないです!」
「それでも俺は先輩が好きです!」


「...私はまだ分からない...」
「だから、お試しじゃダメかな?」


「いいっすよ」
「じゃあ、華♥って呼びますね(*^^*)」


「あ、じゃあ、私は晴空、で...」


「よろしくお願いします!華♥」


「よ、よろしく」


その瞬間、更衣室のドアがガラッと開いた

「2人ともおめでとー!!!!」

武道場のドアも開き

「華ー!おめでとー!!!!」

剣道部員全員に光!?

「晴空くん、華のこと泣かせたら承知しないからね?」

「もちろんです!!」

晴空くんは堂々と答えてるし...

「え、どうなってるの...?」

「俺が呼んだんだ」

「晴空が!?」

なんでこんなこと...?

「俺のものって証明しとかなきゃなってさ(o´罒`o)」

「あーなるほど...じゃないよ!?」
「恥ずかしいよ!?」

思わずそう言う

「華、俺が男子が苦手なの、直してやるよ!」
「だから、ついてこいよ?」

「うん...」

こうして、私の高校生活は一気に変わってきた...のかな?
これからどうなるか分からないけど...
晴空についていけば、直るのかな...









優しい後輩との日々〜出会い〜