恥ずかしすぎる空間での昼食を何とか乗り切り、店を出ると、
「たっくんっ!もう一回!」
「まだ乗るの…?」
またしても怒涛の絶叫マシーン地獄に突入。
可愛い笑顔を浮かべながら、俺をエンドレスでジェットコースターに誘う朱里はもしかして天使の顔した小悪魔なのかな。
どうしよう…それはそれで可愛い。
なんて、朝から結構振り回されてるのにも関わらずそんなことを思っちゃう俺。
「あー、たくさん乗れて楽しかったぁ」
「気が済んだ?」
「うんっ!次はねぇ………あれ乗りたい!」
「…え」
やっと絶叫マシーン地獄から抜け出せて安心したのも束の間。上機嫌にスキップ踏みながら朱里が指さしたアトラクションに俺は絶句。
あれって…あれ?
「たっくん、早く行こ!」
「…え、ちょっと待っ、」
「早くしないと乗れなくなっちゃうっ」
ああ…積極的に俺の手をグイグイ引っ張りながら駆けていく朱里に、デビルのツノとシッポが見える。
無自覚にどこまでも俺を辱めてくるプリティデビル…そんな朱里も可愛すぎるけどさ。
俺も振り回されっぱなしじゃ納得できないし、後でとっておきの仕返ししちゃうから…覚えといてね?
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