今日もたっくんに溺愛されちゃっています。〜結婚生活編〜



「あ、お昼ここがいいな」

「…え。ここ?」

「うん。ダメかな?」

「ううん、ダメじゃないけど…」



どのお店にしようか暫くウロウロと悩んでいた朱里がピタリと足を止めたのは、ピンクピンクした外観のカフェだった。

これは…どう見たって女の子向け。いい年した男が入るのはかなり勇気がいるお店だ。



「ここのパンケーキがふわふわで美味しいって前テレビで紹介されてて気になってたの。あとね、可愛いラテアートもしてくれるみたい」

「へぇ、そうなんだ」



普段外食するときは、歩夢を基準にしてお店を決めてるからこういうカフェ系のお店には入らない。
だけど本当はこういうとこで食べたかったんだろうなって、嬉しそうに言う朱里を見て思った。


大人っぽいお店よりも女の子っぽいお店を選んじゃうのも朱里っぽくて可愛い。

しかし、ここに入るのは勇気がいるな…俺、ファイト。