「大丈夫。さっき電話で歩夢とも話したんだけど、楽しそうにしてたから心配ないよ」
「本当?良かったぁ…」
ホッと胸を撫で下ろして止まっていた料理の手を動かし始めると、たっくんは優しく笑って。
そのまま後ろからギュ、と私を抱きしめる。
「朱里、久しぶりに新婚さんごっこしよっか」
「へっ…?」
「うん、そうしよう。決まりね。異論は認めないよ」
「で、出た…たまに現れる強引なたっくん…」
「こんな俺も好きでしょ?」
「それは…大好き、だよ」
「俺もどんな朱里も大好き」
腰を屈めたたっくんに後ろから頬に軽くキスを落とされると、ドキドキして本当に新婚の頃を思い出す。
とはいえ、こんなミラクルな旦那様だから今でも毎日ドキドキさせられてるんだけど…


