「なぁ、娘っていいだろ?俺が羨ましいか?」
「え?うん、まぁ…そうだね」
「だろ?ザマーミロ」
雪音ちゃんをチョコンと膝に乗せた諒介さんは、何故か得意気に笑ってる。
この人の行動全てが俺にとっちゃ謎。
ザマーミロってどういうこと?
考えていると、漂ってきたいい匂い。
それと同時に、キッチンから出てきた小春ちゃんは大きな鍋をダイニングテーブルの真ん中にドカッと置く。
「はーい、お待たせ。デザートだよ~」
その掛け声と共に鍋の蓋が開けられて、中を覗き込めばそこには大量のラーメンが入っていた。
…え?
諒介さんも雪音ちゃんも、何の違和感もなく嬉しそうに食べてるけど…
ついさっき普通にご飯食べてたよね?
この家族どれだけ食べるの?
それに、デザートがラーメンって…
小春ちゃんも相当変わってるよな。


