「あのさ、雪音ちゃんの告白に歩夢なんて言ってたの?」
「多分、コクハクってことすら分かってないの!“僕も雪音ちゃん大好きだよ”って笑いながら言ってたけど、他の女の子にも同じように言ってたもん」
あーあ。やっぱりか…
我が息子ながらなんて罪な子なんだ。
朱里と同じく悪気は全くないんだろうから厄介だな。
もしかして、将来かなりの女泣かせになるんじゃ…?
「アッハハハ…おい、聞いたか?顔はおまえそっくりでも中身はまんま朱里ちゃんだな。あー面白い」
「笑い事じゃないから。家に天然が二人もいてみ?先が思いやられる…」
二人の天然攻撃で俺の寿命が縮まる恐れあり、だな。
あの二人の可愛さは異常。
それこそ、命の危険を感じるレベルだから。


