「おまえと歩夢を夜二人きりにさせたら変質者に拐われるかもって本気で心配して、帰りが遅くなる日はこうやって俺に連絡があんの」
「へぇ~、リュウジは相変わらずパシられてんだね」
「まぁな。ま、あの過保護は直んねぇだろうし一生パシられる覚悟決めたわ」
「よっ!株式会社パシり屋本舗 代表取締役リュウジ社長!」
「嬉しくねーわ!」
楽しそうに笑い合う二人を見ながら私は唖然。
まさか私が知らないところで心配症炸裂させてるなんて…
たっくんがいない日に毎度リュウジくんが来てくれるのはそういうことだったんだ。
相変わらずの心配症には困ったものだけど…
心配してくれるたっくんの優しさも、
文句を言いながらも来てくれるリュウジくんの優しさも。
どっちも…嬉しい。


