あれ?気持ち悪いと言えば…
今、こんなにたっくんとくっついているのに。
「今はたっくんの匂い全然嫌じゃない…それどころか、この甘い香りにすごく癒されるよ」
「じゃあ明日から帰ったらすぐにシャワー浴びるようにする」
「え?何でそうなるの?」
「ウザイのは一生直らないと思うし直す気もないけど…匂いは洗えば消せるし、臭いのだけは気を付けるから」
「さっきからウザイとか臭いとか何言ってるの?」
「いや、だって朱里が…」
「そうだ。知らなかったんだけどね、悪阻って波があるみたい。不思議だよね」
「悪阻……?」
悪阻を経験しなかったあっくんの時には知らなかった。
急に気持ち悪くなったり、
大好きな匂いがダメになったり、
怠くなったり、眠くなったり。
こんなにも体調が目まぐるしくコロコロ変わるなんて。


