変わりたい

教室につくと、直ぐに仕事を始めた





「でもさ、ほのかさんはなんでメイクとかしないの?」





「え?」




いきなりなんだろう




「他の子とかはさ、めっちゃ可愛くして、好きな人にアプローチしたりとかしてるのに」




「あぁ。とくに理由はないんですけどね」


「ゆうまくんこそ、いつもと、今、違いすぎませんか?」




「あー。なんか、ほのかさんなら別にいーかなーって」



「広めるとかしなさそうじゃん?」





あー。そういう。





「そういや、その"ほのかさん"っていうのやめませんか?私も"ゆうまくん"ですし」




「じゃあほのかちゃんで」




「はい。よろしくお願いします」







「でも、なんかこっちの方が好きです」



「なにが?」




「いつもの、ゆうまくんより、こっちのほうが」









「あのさ、そういうのやめた方がいいよ。」




「へ?」



「男に、恋的な意味じゃなくても"好き"っていうの」




「そんなな、私に言われたって変わらないですよ」





「そういうのは関係ないんだよ」




そういって椅子から立ち上がると





ゆっくり近づいてきて





「ちょ、なんですか?ゆうまくん」









近づいてきても、どうせ途中で止まると、思ってた











のに、





















チュ









え?






「そういうこと言われて嬉しくない男なんていねぇから」






「じゃ」










しばらく私は放心状態







やっと意識を取り戻した私は「あの人仕事せずに帰った!」と思ったが、



仕事は綺麗に終えてあった




















「初めて、だったのに」



このドキドキは、いつになってもおさまらなかった