「そうと決まったら、支度しときなさいよっ」

「わかってるっ!」

「引っ越しだけど、土日にしましょ」

「うん!」

「家は、お母さん達の方で決めとくわ。記念すべき愛乃の一人暮らしだもの。素敵な家見つけてくるわね!」

「お母さん…だいすきっ」

ギューッ

「わっ!?もう、愛乃は甘え坊さんね」

「えへへっ。」