ーキミと出会ったのはここからだったね。
最初は学校一の人気者が隣人!?って
騒いだっけ…それから沢山新くんと
関わるようになって…新くんのこと知っていって
好きになったんだよね…

今、改めて伝えるよ。キミに好きですって…

ピーンポーン

「はーい…愛乃!?」

「新くんっ」

ギュー

「わ!?どした」

「ごめん、なさい。また逃げちゃって…」

「ん。ほんとだよな、好きって言って逃げんだもんな」

「う…」

「てか忘れられない人って勘違いしてるみてぇだから教えっ…」

「知ってる。紗季さんから聞いた」

「ったくあいつ…」

「新くん」

「ん?」

「好きです」

「うん」

「付き合ってくださっ…」

ギュー

「っ!?」

「よろしくお願いします」

「えぇ!?」

「なんだよ」

「い、いや、その」

「紗季から聞いたんだろどうせ、好きな人できたとかなんとか」

「は、はい」

「ならわかるだろ?俺は愛乃が好きなの」

「っ」

「わかった?」

「うん…」

ボロッ

「泣くなよーヨシヨシ」

「うっ泣」

「俺、最初はお前のこと隣人としか思ってなかった。でも関わってくうちに好きになってたんだ」

「っ、私もだよぉ泣」

「ったく泣き虫だな愛乃のはヨシヨシ」

「っう泣」

「愛乃」

「んう?」

「好きだよ。俺と付き合ってください」

「は、はいっ!泣」

「あー、可愛いー。俺愛乃さえいればいいわ」

「っもう」

ー新くんはいつも通りの甘い。
これから先もずっと
甘い貴方の側にいたい
大好きだよ、新くん