スーパーマン~無口なアイツ~




『泳がないんっすか?』



「だって1人で浮かんでるのってむなしいじゃない」

コイツ・・・あたしが今まで悩んでた事を・・・




ちょっとイラッときたので
口調が厳しくなってしまった




『オレは1人でここにいる方がむなしいと思いますけど』



グサッ



うう・・・痛い一言を




「悪かったわね、むなしい女で」



ああ・・・なんか自分で言っていて情けなくなってきた




所詮一度も彼氏なんてできたことのない女ですよーだ







・・・・・・



『パーカー脱いで』



うなだれてどんどんテンションが落ちていくあたしを見て何を思ったのか

突然パーカーの裾を引っ張った







はぁ?





「は?何すんの!」


メッチャハズい///


そして
アタシの持っていた飲みかけのグレープジュースをシートの上におくと


手首をつかんで走り出した