そうと決まれば早速保健室に…と立ち上がった時。


「…ってえ!?何でここに遥先輩がいるんですか!?!?」


「……ずーっと呼んでたんだけど」


「え、嘘すみません」

やべえ本人いやがりましたこのボケ
え、じゃあこれ僕の学園生活が終わるやつ?


「ヤバいヤバいこれはまさに絶体絶命と言うやつかこのくそやろう絶対僕を追いかけてきたやつやんもうダメなヤツやん学園生活終わるやつやん「ちょっとうるさいかな」ごめんなさい…」


こういうのって無意識に声出ません?
絶対絶命とかさ…。こわ。



「…あの、僕何にも見てないんで、特に心配するような事はないですよ!」


聞いてはいたけどね。


「心の声が聞こえた気がするんだけど」



「え?いやいや気のせいじゃないですか?」