着いた場所も 謎だらけのビュッフェ?


えっと、今から食べるの?
しかも並んで?
ここ…女子しか並んでないじゃない…


巴琉は出来る男みたいだ。
限りなく完璧で…


「ご予約の星野様、こちらの席へどうぞ。」


待ち時間ゼロで 席に案内され座る。


「回りの人の観察をしながら、ビュッフェで好きな物を堪能しろ。」


と訳のわからないミッションだけを伝え、満足げにビュッフェコーナーに向かって行く人。


っていうか…巴琉、星野が名字なんだ。ほぼ知らない人との相席。しかも、可愛い場所での。


お皿一杯にスイーツを盛っているあたりの行動で、スイーツ男子だと唯一わかったのが この情報だけだった。