ショッピングモールでの買い物は楽しく、茉莉お姉ちゃんのセンスで、ファストファッションのSHOPで ジーンズ、カットソー、シャツなど…普段身に付けないアイテムばかりを購入する。


「これ紅麗に絶対似合うと思う。」


(可愛い///)


モコモコの部屋着。


「仕事後のリラックスした時に来たら癒されるから、これ私からのプレゼント!!」


「嬉しい…。」


「ほんと可愛い///紅麗ってモテるでしょ?」


「えっと私が?まさか…さっきから周りの人がみんなチラチラ茉莉お姉ちゃんの事見てるの気が付いてないの?」


「それって、紅麗の事見てるんだよ…あなたって天然なの?」


茉莉お姉ちゃんはスラリとしていてセンスもスタイルも良い美人さん。女の私から見たら無敵な素敵女子。


お姉ちゃんといる私をついでに見られてるだけだよ…。だって、私可愛くない───。


二人の様子を遠くから見ていた男が電話をしていた。


「紅麗お嬢様は楽しそうに 買い物をされていますよ。茉莉様とまるで姉妹の様です。引き続き この私めにお任せ下さいませ。紅麗お嬢様をお守り致します…」