「初めまして、茉莉(まり)です。」


「初めまして、藤堂紅麗(くれは)です。」


「わぁ 名前も顔も全部可愛いとか、ズルい。しかもお嬢様なんでしょ、ママ?」


「ほらほら興奮しないで。あなたが綺麗な物とか可愛い物が好きっていうのは知ってるから。

紅麗ちゃんと近所のショッピングモールに行って買い物して来てよ。紅麗ちゃんに もっと動きやすい服 教えてあげて。茉莉あなたの方がお姉さんなんだから頼んだわよ。」


「え?私がチョイスしていいの?わぁ、紅麗ちゃん、早く行こう♪」


腕をグイグイ引っ張り、私は茉莉さんの車の助手席に座らされ ショッピングモールに向かうのであった。