「ね?香取くんも食べる?」 「口移しで?」 「イヤー!もうっ!!」 香取くんが私の手から楊子を取り上げ、たこ焼きをひとつ差すとぱくりと食い付いた。 (だから間接キスだって気付いてる…?) 「あっつ!」 「切って食べないからだよー」 今度は私が香取くんを笑う。 「でもそういう食べ方、私好きだよ?」 「…… …星宮のくせに生意気」 「えっ!何それ酷ーい!」 香取くんが笑う。私も笑う。 ねぇ?私たちはまた少し近付けたのかな? * * *