梅雨が明けた7月半ば、陽が傾き出したこの時間もまだまだ暑い。それでもこうして自転車で走ると全身に浴びる風が心地よい。
前を行く香取くんは時々私を振り返る。ついて来れているか気にしてくれているみたいに。
(どこ行くんだろ?)
自転車は街の中を駆ける。
少し大きな通り同士がクロスする交差点を曲がってちょっとのところで香取くんが止まる。
(あ、ここ…)
うちの高校の女子御用達のアイスクリーム店だった。
「暑いしたまには寄り道」
香取くんは自転車を停めると店内に入っていった。
「ちょっと待ってよぉ!」
私は急いで後を追う。
前を行く香取くんは時々私を振り返る。ついて来れているか気にしてくれているみたいに。
(どこ行くんだろ?)
自転車は街の中を駆ける。
少し大きな通り同士がクロスする交差点を曲がってちょっとのところで香取くんが止まる。
(あ、ここ…)
うちの高校の女子御用達のアイスクリーム店だった。
「暑いしたまには寄り道」
香取くんは自転車を停めると店内に入っていった。
「ちょっと待ってよぉ!」
私は急いで後を追う。



