「…みんなが来るまでに柚鶴に唄のことを調べてもらってたの………っ……唄はいじめにあってた…」


椿がそう告げるとみんなは驚きのあまり、固まった。







「…ちょっと待てよ……いじめって…唄が何かしたのかよ…」



みんなと一緒に固まっていた仁がそっと呟いた。




「……いいえ…唄は斎藤由美と言う女の嫉妬によっていじめにあってたのよ………」



「…斎藤ってあのやりたいほうだいやってる低レベル財閥のことよね……姫??」



「…ええそうよ…未来。さすがね。クスッ」



「でもどうしてそんな下級財閥の娘に唄がいじめられるんだよ??唄は世界一の南條財閥の娘だぜ。」



「唄は自分が南條家のものだと言うことを隠して緑山学園に通ってたみたいなのよっ。」



椿は時雨の問いかけに答えた。



「だからあっちは唄が南條財閥の娘だと言うことを知らないのよ。」



「それで何も知らない斎藤由美だっけ??そいつは自分より可愛いい唄が許せなくって唄をいじめって訳か。」



っと音弥は椿に問いかけた


「ご名答よ、音弥。」



「最悪な奴だなそいつ。」


っと心底嫌そうに幾斗が言った。


「ええ。でもその斎藤由美をかばい一緒になっていじめを行っていたのが中田舞、織田絵里加、中島加代、松田北斗、中村祐一、新崎歩よ。ちなみに斎藤由美がはいってくるまで中島加代以外の奴等はみんな唄の仲間だった奴等よ。」





「「「「「「「「「「「ΣΣΣ」」」」」」」」」」」



「ありえねぇ。そんなに簡単に唄を裏切ったのかよ……。」


「来夢、少し落ち着きなさい。」