「なんや顔が青白いで?気分悪いんか?」

『だ…大丈夫です』

「その顔色じゃ大丈夫やあらへんな?登校一日目から無理すんなよ?保健室連れてったろか?」

心配そうに私を見つめる水巻先生…
かっこよくてドキドキする…
そんなに私…顔色ひどいのかな?
でも保健室行ったら戻って来づらい…
それに今日は午前中までだし…
出席した方が…

一人でそんなことを考えてると

「ひょっとして…まさか…」

私の左胸ポケットについてる
ネームプレートを見ながら
何やら呟いていた