サッカーの王子様


「それって脈ありじゃん?」

私たちは現在(イマ)お風呂上がりで部屋にいる。

他のメンバーの人達はまだ帰ってきてなくて

部屋には真実と優羽と私の三人しかいない。

私は真実と優羽に朝から昼のことまで全部ひとつ残さず話した。

自動販売機でついさっき買った紙パックのココアを飲む私に

真実は乾ききってない髪をタオルで拭きながら

そう言ってきた。

脈…あり?

そんなまさか!?

『ありえない!ありえない!』

大きく手を横に振りそう言った