サッカーの王子様


それから水巻先生も車を降りていた。

鍵を車に向けロックしている。

そして

「ほな、行くで」

そう言って私と星村君の前をスタスタ歩き出した。

私たちも後に続く。

水巻先生は腕時計を見ながら何かブツブツ言っている。

今…何時なんだろう?

ふと思ったこと…。

そんなとき

グ~

そんな音がした…。

私の左を離れて歩く星村君の方から…。

チラッと星村君を見る。

星村君も私を見ていた。

目が合った…。

ードキンドキンー

////顔が熱くなる…。

そして星村君は口を開いた

「聞こえちゃった?」

恥ずかしそうに頬を染めて…。

私は小さくコクンと頷いた。

すると

「やっぱなぁ~」

そう言って恥ずかしそうに笑った。