どうしようかとオロオロしてばかりで何もできないでいると
「着いたんやからお前ら降りろや!!」
とミラーからコッチを見て言ってくる水巻先生…
幸い左肩に寄りかかってる星村君の姿は見えてないらしい。
思わずホッとため息をもらす。
『はっはい!!降り、降ります!!』
動揺が隠せない私引きつった声でかみながら言葉を発する。
私の声が聞こえたのか星村君の肩がピクッと小さく動いた。
そろそろ起きるのかな?
案の定星村君は眠たそうに目をこすりながら目を覚ました。
その目のこすり方は猫が顔を洗う姿に似ていて可愛かった。
「ん~?」
意識がハッキリしたのか目を大きく見開いてバッと私から離れた。
そして
「ごっごめんなさい!!ごめんなさい!!////」
と言って私の方へ体を向け座席に靴を履いたまま正座し何度も頭を下げてきた…。
真っ赤な顔をして。
耳までもが真っ赤だった。


