サッカーの王子様


「んあ!?なんやと?」

そう言って水巻先生は運転しながらキョロキョロしだした…。

そして

「とっとりあえず車停めよか?」

と言いながらたくさんの車が行き交う中

区切りがついた頃

反対車線を渡り

道路の隅に車を停めた…。

「しおりに載ってへんかな?」

そうぶつぶつ言いながら助手席に置いてる自分の荷物の中から

キャンプのしおりを取り出しページをめくり始めた…。

「載ってへんやないかい!!」

そう言ってしおりをポイッと後ろに投げてきた…。

あっ!!

そう思ったと同時に

バサッ

寝ている星村君の頭にしおりがぶつかった…。

「う゛…ん~?」

眉間にシワを寄せて唸り目を細くして

頭に当たった後自分の膝の上に落ちたしおりを睨みつけていた…

なんだかそれさえも可愛くて顔がにやけてしまう。