サッカーの王子様


『ぁっ…あのぉ~星村君…?』

「ん?」

そう言ってニコニコと笑顔で首を傾げる星村君…

そんな顔しないで。

ドキドキするから…。

それに…

なんだか…言いづらくなっちゃうから。

『あのさ…三年寝太郎じゃない…かな?さっきの』

視線を右に左に泳がせながら言う私。

「えっ?」

星村君の気が抜けたような声…

そんな声が聞こえたと思うと

「あはははは(笑)アホやろ!?星村!!」

大きな笑い声が運転席から聞こえてきた。