サッカーの王子様


光の眩しさに反射的に目を細める

「月岡さん!!おはよ!!」

眩しい光をバックに

星村君が爽やかに笑いかけてそう挨拶をしてくれた。

車のドアを開けたのは星村君だった。

星村君が開けたのは私の座ってる席の隣のドア

要するに反対側のドア

『ぉっ…おはよ。///』

そう言ってすぐに俯く

久しぶりの星村君にハンパなくドキドキする。

何日ぶりなんだろう?

星村君の姿を見るのは

星村君の声を聞くのは

胸が小さくキュンとした

「星村!!挨拶は良いから早よ乗れや!!」

そう言っていつの間にか星村君の背後に立っていた水巻先生は

手に紙を巻いたものを持っていて

それで星村君の頭をペシッと叩いていた

「はいはい乗ります!」

叩かれた頭に触れながら水巻先生にそう言って

「月岡さん…隣、いいかな?」

遠慮がちに申し訳なさそうに眉を下げて聞いてきた…

私が返事を返そうと口を開く前に

「コレは俺の車や!!月岡のやない!!俺がえぇ言うたらえぇねん!!早よ乗れ!!」

水巻先生がそう言って

今度は星村君のお尻をベシッと叩いた…