サッカーの王子様


この勢いだとお兄ちゃんまで来そうな感じ…

そんなことを思っていると案の定…

「空~!!」

バタバタと音を立ててお兄ちゃんまでもが

玄関に姿を現し

パジャマのまんま私に抱きついてきた…

更に身動き取れない私…

っていうかなんか苦しいんだけど…

「もう、2人とも甘えんぼさんね♪」

ニコニコしながら言うお母さん…

いやいや…

っていうかそろそろ2人とも離れて欲しいんだけど…

早めに学校着いとかないと…

遅刻なんて絶対に嫌だし

『ね…そろそろ離れて欲しいんだけど?って!!えっ!?』

ふと玄関に置いてある時計を見て目を見開いた

ヤバいじゃん!!

あと5分以内に学校着かなきゃ完璧遅刻…

しかもバスに乗れなくなっちゃう…

どんどんマイナス思考になっていく…

マイナス思考になっていくと顔が青ざめていくのが自分でも分かった…